【ウィーンのオーケストラ、来季はアバターロボットで開催】
(1日ウィーン共同)ウィーンの主要オーケストラであるトーンキュンストラー管弦楽団は1日、9月からの演奏会シーズンは演奏者・観客とも人の入場を認めず、アバターロボットを通じて開催すると発表した。新型コロナウィルス蔓延防止の一環。
アバターロボットとは、人間の遠隔操作で動くロボットで、日本では障害者の社会参加やビルメンテナンスの人手不足を補う手段として実験が始まっている。トーン管は来季演奏会にあたって無観客での実施と映像配信を検討したが、楽団員からの「観客がいないと演奏会の意味がない」という意見があり、先日楽団員がテレワーク実験としてそれぞれ演奏した映像を重ねてまとめた動画を公開したところ好評であったことから決定した。
演奏者は自宅にいて特殊なセンサーの付いた楽器を演奏すると、ネットを通じて演奏会場のアバターが楽器を演奏する仕組み。指揮者はアバター用に改造されたZOZOスーツを着用して日本の自宅から指揮するという。観客も自宅からVRゴーグルを装着してアバターを操作することで演奏会場の臨場感を味わうことができる。
チケットは会員のみで当日券などはない。料金は立ち見席で年間20万ユーロ(約2400万円)、日本からの申込みもできる。
首席指揮者の佐渡裕は「20年前に坂本龍一さんのコンサートで似たようなジャケットを着せられたが、今になってその経験が生きるとは思わなかった。甲子園球場も導入してほしいし、ゴルフができるようになるとありがたい」と話している。...
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#エイプリルフール
#たぶん18年目
#今年はかなり悩んだ