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[No.9817] 『大阪万博で「AI佐渡裕」爆誕! しかし・・・』 投稿者:ロレンツォ  投稿日:2024/04/01(Mon) 00:03:36
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『大阪万博で「AI佐渡裕」爆誕! しかし・・・』 (画像サイズ: 640×366 107kB)

【当サイト特約】今日は2002年開設の当サイトだから知っている、佐渡裕さんにまつわる特ダネをお届けします。

2025年の開幕まであと366日となった大阪万博。府内のとある研究所では2つのAI研究が仕上げ段階に入っていることが関係者の間で話題だ。

「大阪万博のアンバサダーとして世界的指揮者である佐渡裕さん(62)を起用しているのですが、万博開会式では驚きのプランが用意されているそうなんです」(在阪テレビ局プロデューサー・以下同じ)

大阪万博では歌手のコブクロを筆頭に、指揮者の佐渡裕、京都大学教授でIPS細胞研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥氏らに「アンバサダー」を委嘱している。事実上コンビでの活動が休止しているダウンタウンや劇団員同士のパワハラが問題となった宝塚歌劇団もアンバサダーだ。

「ダウンタウンさんや宝塚歌劇はそれぞれの問題で手一杯で、万博どころではないのが実情です。世界に発信する万博のオープニングとして、世界的指揮者の佐渡さんに白羽の矢が立つのは当然の成り行きではないでしょうか」(同)

しかしそれとAI、それも2つとはどういうことか。

「1つは、毎日放送が筆頭となって開発した『FUTTE-Me』という腕時計型のAIです。人間が腕を振ったのをAIが分析して、映像を制御する技術らしいんですが、昨年12月の大阪の風物詩『1万人の第九』でお披露目されました。一般のみなさんが投稿した合唱動画を佐渡さんの指揮で思い通りのテンポで歌わせることができるそうです。ただし開発は難航したようで、初めて成功したのが本番前日のリハーサルという綱渡りでした」(同)

これだけでも十分な気がするが、2つ目はどういうものなのだろうか。

「なんと、佐渡さんの指揮をそっくり真似したAIロボットが投入されると聞きました」(同)

佐渡氏の指揮といえば大柄な体格が映える情熱的な指揮で知られているが、
「近年は繊細さが加わって大きなアクションは控えめになりましたが、『AI佐渡裕』はかつてのダイナミックな指揮を再現しようという試みです」
と語るのはあるAI研究者だ。

「たとえば、おしゃべりは声を学習することと、話した内容を学習することでかなり本物に近くすることができて、SNSにフェイク動画が出現して問題になることも増えてきました。動作の生成AIはまだ未知の可能性を秘めています。指揮者の動作には楽譜とその解釈、出力結果としてオーケストラの演奏がセットで残っていて、学習にはもってこいです。研究が進めば、未知の新曲を複数の指揮者の指揮で演奏できるかもしれません」

今年3月某日、取材班はとあるコンサートホールで行われた実証実験に侵入することができた。そこには、人間の演奏家を前に堂々と指揮をする『AI佐渡裕』の姿があった。動作はかなり精巧にできていて、燕尾服を着た後ろ姿は本物と見分けがつかない。

しかし関係者が騒然としたのは次の瞬間だった。

なんと、『AI佐渡裕』が指揮台の上でジャンプしたのである。
「あれには驚きました。曲が佳境を迎えたところでジャンプする動作も学習したんですね」(AI研究者)

ところが、ロボットに接続されていたケーブルに『AI佐渡裕』が足を取られてしまった。ロボットは舞台下に転落して、実験は中止となった。

取材班が関係者に問い合わせを試みたが、エイプリルフールのネタなのは言うまでもなく、期限までに回答は得られなかった。