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古いものが一番上、新しいのが一番下です。

 

部屋の外

99/07/30 06:43 札幌第一ワシントンホテル

 6時前に目がさめた。ゆうべは今回ひっじょーにお世話になっているM嬢の案内でススキノへ飲みに行ったのだが、店の名前を忘れた(苦笑)。ホテルまで歩いて帰り、メールと掲示板をチェックした後にダウンしたようだ。

 ベッドにちゃんと入らないで寝てしまったので、ベッドはきれいなまま。ああもったいない。<貧乏性

 外は雨。写真を撮るが、窓が汚いぞ、ワシントン。(開かないからそのまま撮った)

芸術の森。雨模様。

99/07/30 09:34 芸術の森アリーナ

 8時過ぎにホテルをチェックアウトした。次のホテルに荷物を預けて、苫小牧へ。

 思ったより早く着いたので安心。

#写真を撮ってみたらこの建物、kitaraに似てる。わざとか?

アートホールの記銘版

99/07/30 芸術の森アートホール・アリーナ

 午前10時から予定通りリハーサルが始まった。

 10時前、佐渡さんが現れて各パートのチェック。コンサートマスターと握手を交わして、指揮台に立って第一声。
「おはようございま〜す」
 オケの反応が鈍いので両手を耳に当てて「返事は〜?」のゼスチャーにオケのメンバーからも笑みがもれる。なかなかいい雰囲気のようです。本番と違っていろんな人がオケの間をウロウロしてる。PMFらしく、各パートはアカデミーの教授陣が演奏中も佐渡さんの後ろから大きな身振りで指示を出している。奏者は譜面と指揮者と教授を見ることになるんですけど、ちゃんと目に入ってるんでしょうか(^^;;;

 朝一番の曲はハイドンの交響曲第86番。音作りも順調かと思われた頃、教授陣の一人から
「マエストロ、ティンパニーの音が大きすぎるんでない?」
というような意見が出てティンパニー奏者としばらく検討。英語がわからんから詳細が掴めんのがつらいぜ。

 次はディヴェルティメント。練習時間そのものはおよそ30分と短かったけどすごくいい仕上がり。気が付いたらグルーヴに巻き込まれていた。
 実はぼく、この曲の佐渡さんの指揮はほとんど見ていない。パーカッションのグループをずっと見ていた。楽器を次々と持ち替えてすごく忙しそうにしてる人もいれば、小柄で華奢なのに大きなシンバルを両手に持って、腕だけじゃなくて体全体を使って叩いてる人もいる。その迫力とシンバルの多様な叩き方に感心。
 曲が終わるとオケからも、聴講生からも大きな拍手。ぼくは滅多に言ったことはないが(*)「ブラヴォー!!!!」とでも叫びたい気分やったで、ホンマ。

(*)別の言葉で言い換えたことは多々ある。

 午後。リハーサル再開直後、持病の(^^; 鼻炎のために一旦外に出て戻ったら……ウソ。こんなん聞いてへん。なんでそうなる。この曲やるんやったら事前にゆうてくださいよ。←何様ぢゃ。
 まったく予定外の、でも一番聴きたかった曲。さっそく、CDを聴いていて今までに感じた疑問を解消すべく、全身を耳にする。結果、佐渡さんにとってこの曲はこれで正解、ということに深く納得。
 公演でやるつもりなんだろうか。それとも稽古をつけただけ? いやそんなはずは…。

 休憩中、二階席を見上げてぼくに気付いた佐渡さんに
「元気?」
と声をかけられて(例によって)舞い上がったワタクシ、思わず
「はい!」
って声がでかいてば。まーたやっちまったよ。

 アカデミー生同士が目を合わせながら演奏する姿に、
「ああ、彼らはライバル同士というより、切磋琢磨し合う仲間なんだなあ」
ということをよく理解したリハーサルでした。明日が楽しみだ。

お祝いの演奏を受けた後の佐渡さん

99/07/30 18:30 縦笛の会

 で、リハーサル後のお楽しみはコレ。「ゆたか会」北海道支部主催の「佐渡裕と縦笛の会」。こういうタイトルだっていうの、今日初めて知った(苦笑)。

 テレビの取材を受けていたため、予定より遅く佐渡さん登場。佐渡さんの結婚を祝ってリコーダーの演奏をプレゼント。その後の写真が←。

 佐渡さんから
「よかったねー、来れて」
と声をかけてもらえたことに感激。

 集合した外は小雨。アートホールも使えないのでどうしようかと考えていたら佐渡さんがあっさりと
「野外ステージ開いてる?」
みんな口々に聞き返してましたよ、
「野外ステージって、ピクニックコンサートで使う、あそこですか?」
って。それ以外に野外ステージはない。

 マネージャさんから
「電源車がないから真っ暗ですけど、使えます」
ただでさえ盛り上がってるのに、さらに興奮した雰囲気に包まれる参加者。さっそく移動する。佐渡さんは移動しながら指ならしになにか吹いている。

野外ステージに立つ参加者

99/07/30 18:45 野外ステージ

 どひゃー。

 野外ステージやで。

 まじで。

独奏する佐渡さん

99/07/30 野外ステージその2

 ええと、ぼくは笛を吹かなかったので詳しくは「ゆたか会」の掲示板か、ここのBBSを参照いただくとして、佐渡さん、予定の曲を初見で吹いてました。当然といえば当然だけど、さすが。

 合奏が終わった後、参加者が独奏をおねだり。吹いたときの音声がコレだっ! ご本人いわく、「適当に吹いた曲」。

 佐渡さんも楽しんだ様子で
「またやろう」
すかさず、佐渡さんとゆびきりげんまん。よっしゃ。

 スイカを用意してくれた人がいて(名前忘れた。求むフォロー!)、それを食べながらも佐渡さんは写真撮影に応じていた。大変っすね(^^; 他にも、音楽の先生の指揮相談に応じたり、会う度に感じるけど、ホント優しいなあ。

 佐渡さんが帰った後、スイカを胃袋とごみ袋に収めて暗くなる前に引き揚げる。

 大半の参加者は札幌駅近くのホテル内にあるビアホールで打ち上げ。


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